半導体メモリ「DRAM」の売上高番付で、台湾・南亜科技（Nanya Technology：2408/TW）などのランキングが今年第2四半期に上昇した。第2四半期の売上高は、前四半期比8.4％増の4億米ドル（約423億円）に拡大。世界シェアは2.3→2.7％に0.4ポイント上昇した。販売額は世界4位が続いている。DRAMeXchangeがこのほど報告した。

　世界全体のDRAM販売は、前四半期比9.1％減の148億4400万米ドルに縮小している。サムスン電子、SKハイニックス、マイクロン・テクノロジーの世界大手3社はそろって減収を余儀なくされた。それぞれの売上高は、サムスン電子が2.7％減の67億8300万米ドル、SKハイニックスが12.6％減の42億6100万米ドル、マイクロン・テクノロジーが19.1％減の30億4100万米ドルとなっている。各メーカーのシェアは、42.7→54.7％、29.9→28.7％、23.0→20.5％に変動した。

　南亜科技の4位に加え、5位と6位も台湾メーカー。各社の第2四半期DRAM売上高は、5位の華邦電子（Winbond/TW）が0.1％増の1億4900万米ドル、6位の力晶（Powerchip）が15.3％減の8300万米ドルとなっている。それぞれのシェアは、華邦電子が0.9→1.0％、力晶が0.6→0.6％で推移した。


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