江蘇省消費者権利保護委員会はこのほど、新型コロナウイルス感染拡大が終息した後の市民の消費意欲に関するアンケート調査を行った。回答者のうち約9割が食事や買い物、映画鑑賞など「反動消費」をしたいと回答している。揚子晩報が11日付で伝えた。

　アンケートには2万1192件の回答が寄せられた。まず「今後の収入見通し」という問いに対しては、77.7％が「ある程度減少する」と回答。うち「目に見えて減少する」が5割を上回った。

　「収入が減る」と答えた人の割合を年代別に見ると、90後（1990年代生まれ）が82.8％、00後が80.3％と8割を超えたのに対し、60後より前の世代は58.3％にとどまった。

　冒頭の反動消費については、80後や90後を中心に89.6％が新型コロナウイルスの終息後に何らかの消費活動を予定していることが判明。具体的には、会食や買い物（衣類など）、映画、カラオケ、スポーツ、旅行などが高い割合を占めた。中でも会食、買い物、映画と回答したのは若者が多く、より高い年代はスポーツや旅行と回答した。


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