ニュース 2020/03/12 18:59
中国:武漢で企業再開ニュース増加、日産など
リスク管理・社会
新型コロナウイルス感染拡大の中心地となった湖北省武漢市で、企業の操業再開に関連するニュースが増えている。
湖北省政府の公式サイトはこのほど、武漢市内の路線バス会社と医療物資・日用品メーカーの従業員について、近く職場復帰を認める方針を明らかにした。中国・世界のサプライチェーンに関連する業界の企業についても、事業再開を許可する必要があるとしている。
武漢市は中国自動車産業の主要拠点で、製造台数は中国全土の10%を占める。自動車部品製造の企業も多い。日産(7201/東証1部)は11日、湖北省を含む中国工場2カ所の生産再開を準備していると発表した。ホンダ(7267/東証1部)も合弁会社の武漢工場で一部従業員が復帰し始め、11日から操業再開に向けて動き始めたことを明らかにしている。
このほか、武漢経済技術開発区の新型コロナウイルス感染対策本部は9日、東風汽車集団(489/HK)傘下の東風乗用車公司と同開発区内のサプライヤーに対して操業再開を許可した。ただ、東風汽車集団の関係者によると、開発区の許可が出ても操業再開に向けた準備ができるだけで、従業員復帰や感染防止対策など課題が山積している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
湖北省政府の公式サイトはこのほど、武漢市内の路線バス会社と医療物資・日用品メーカーの従業員について、近く職場復帰を認める方針を明らかにした。中国・世界のサプライチェーンに関連する業界の企業についても、事業再開を許可する必要があるとしている。
武漢市は中国自動車産業の主要拠点で、製造台数は中国全土の10%を占める。自動車部品製造の企業も多い。日産(7201/東証1部)は11日、湖北省を含む中国工場2カ所の生産再開を準備していると発表した。ホンダ(7267/東証1部)も合弁会社の武漢工場で一部従業員が復帰し始め、11日から操業再開に向けて動き始めたことを明らかにしている。
このほか、武漢経済技術開発区の新型コロナウイルス感染対策本部は9日、東風汽車集団(489/HK)傘下の東風乗用車公司と同開発区内のサプライヤーに対して操業再開を許可した。ただ、東風汽車集団の関係者によると、開発区の許可が出ても操業再開に向けた準備ができるだけで、従業員復帰や感染防止対策など課題が山積している。
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