ニュース 2020/04/16 18:59
中国:4月第2週の乗用車小売14%増、コロナ後初のプラス回復
経済・統計
中国の新車販売が引き続き回復傾向を示している。全国乗用車市場信息聯席会(乗聯会)が15日に発表した週間データによると、4月第2週(7〜12日)の1日当たり乗用車小売台数は前年同期比14%増の3万3438台。新型コロナウイルスの感染が急拡大した2月以降で、初めてプラス成長を回復した。
4月第1週(1〜6日)の1日当たり乗用車小売台数は、前年同期比35%減の2万1976台だった。第1〜2週の累計では、同12%減の2万7707台で推移している。
乗聯会によると、新型コロナウイルスの感染拡大と春節(旧正月)のズレを受け、今年2月1〜8日の1日当たり乗用車小売台数は前年同期比で93%減少していた。ただ、その後は徐々に減少率が縮小。3月は第1週(1〜8日)に前年同期比50%減の1万6666台、第2週(9〜15日)に44%減の2万1696台、第3週(16〜22日)に40%減の2万5842台、第4週(23〜31日)に24%減の5万3897台となっていた。
ただ乗聯会は、4月の販売動向に慎重な見方だ。第2週の販売増は、清明節連休(今年は4月4〜6日)のズレによる影響も大きいとしている。現状から見て、需要の急回復にはまだ至っていないと分析。各地方で消費刺激策が実施されているものの、導入初期の効果は鮮明ではないと指摘した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
4月第1週(1〜6日)の1日当たり乗用車小売台数は、前年同期比35%減の2万1976台だった。第1〜2週の累計では、同12%減の2万7707台で推移している。
乗聯会によると、新型コロナウイルスの感染拡大と春節(旧正月)のズレを受け、今年2月1〜8日の1日当たり乗用車小売台数は前年同期比で93%減少していた。ただ、その後は徐々に減少率が縮小。3月は第1週(1〜8日)に前年同期比50%減の1万6666台、第2週(9〜15日)に44%減の2万1696台、第3週(16〜22日)に40%減の2万5842台、第4週(23〜31日)に24%減の5万3897台となっていた。
ただ乗聯会は、4月の販売動向に慎重な見方だ。第2週の販売増は、清明節連休(今年は4月4〜6日)のズレによる影響も大きいとしている。現状から見て、需要の急回復にはまだ至っていないと分析。各地方で消費刺激策が実施されているものの、導入初期の効果は鮮明ではないと指摘した。
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