ニュース 2020/05/21 18:59
中国:テスラ上海工場の週生産4000台へ、来年「Model Y」生産
経済・統計
米電気自動車(EV)メーカーの米テスラ(TSLA/NASDAQ)はこのほど、上海に整備した自社初の海外生産拠点「ギガファクトリー3」に関して、週生産台数を2020年内に4000台とする事前目標を来週にも繰り上げ達成できるとの見通しを発表した。上海工場の年間生産能力が約20万台に増強されることを意味する。テスラ中国の陶琳・対外事務副総裁が語った内容として、盖世汽車が20日付で伝えた。
上海工場建設時にテスラは、第1段階として自社の主力EV「Model 3」を毎週3000台生産する計画を発表している。報道によれば、この生産目標はすでに達成された。4月に開催した第1四半期決算発表の電話会議でテスラは、「週生産台数を20年内に4000台まで引き上げる」と宣言している。
陶副総裁はまた、純電気多目的スポーツ車(SUV)「Model Y」の生産計画も表明。「上海工場第2期整備事業について、「非常に順調。年内に完工する」と述べた上で、21年第1四半期に「Model Y」を量産開始できるとの見通しを明かした。
これ以前の報道によれば、テスラは上海既存ラインの隣接地に「Model Y」生産用の新ラインを整備中。完成すれば、上海工場の規模は倍増される。
一方、足もとで販売は鈍化したもようだ。業界団体の乗用車聯席会によれば、今年4月の中国産テスラ車の販売は、前月(1万160台)比で64.2%減の3635台に落ち込んだという。別の報道によれば、足もとの在庫は7500台以上に積み上がったとされる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
上海工場建設時にテスラは、第1段階として自社の主力EV「Model 3」を毎週3000台生産する計画を発表している。報道によれば、この生産目標はすでに達成された。4月に開催した第1四半期決算発表の電話会議でテスラは、「週生産台数を20年内に4000台まで引き上げる」と宣言している。
陶副総裁はまた、純電気多目的スポーツ車(SUV)「Model Y」の生産計画も表明。「上海工場第2期整備事業について、「非常に順調。年内に完工する」と述べた上で、21年第1四半期に「Model Y」を量産開始できるとの見通しを明かした。
これ以前の報道によれば、テスラは上海既存ラインの隣接地に「Model Y」生産用の新ラインを整備中。完成すれば、上海工場の規模は倍増される。
一方、足もとで販売は鈍化したもようだ。業界団体の乗用車聯席会によれば、今年4月の中国産テスラ車の販売は、前月(1万160台)比で64.2%減の3635台に落ち込んだという。別の報道によれば、足もとの在庫は7500台以上に積み上がったとされる。
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