ニュース 2019/12/03 18:59
中国:華為が欧州で5G製品増産か、米R&Dセンターはカナダ移転も
産業・企業
中国の通信機器メーカー最大手、華為技術(ファーウェイ)は欧州で第5世代(5G)移動通信サービス向け製品の生産能力を増強することを検討している。同社創業者である任正非氏の話として、カナダ紙のグローブ・アンド・メールが2日報じた。米国の研究開発(R&D)センターをカナダに移転することも計画中という。
一連の措置は、華為の製品が「スパイ行為に使われている」とする米国の批判をかわすため。グローブ・アンド・メールによると、同社はすでに米R&D部門の社員を600人減らし、250人まで縮小している。
華為を巡っては、任氏の娘で、副董事長兼CFO(最高財務責任者)を務める孟晩舟氏が2018年12月、米当局の要請に基づきカナダ・バンクーバーで逮捕された。米国のイラン制裁に違反した疑いが指摘されている。現在もバンクーバーで軟禁状態にあり、米国への送還に関する公聴会を待っている状態だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
一連の措置は、華為の製品が「スパイ行為に使われている」とする米国の批判をかわすため。グローブ・アンド・メールによると、同社はすでに米R&D部門の社員を600人減らし、250人まで縮小している。
華為を巡っては、任氏の娘で、副董事長兼CFO(最高財務責任者)を務める孟晩舟氏が2018年12月、米当局の要請に基づきカナダ・バンクーバーで逮捕された。米国のイラン制裁に違反した疑いが指摘されている。現在もバンクーバーで軟禁状態にあり、米国への送還に関する公聴会を待っている状態だ。
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