ニュース 2020/04/21 18:59
中国:阿里雲がクラウド投資に注力、3年で3兆円規模以上
産業・企業
中国電子商取引(Eコマース)最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)がクラウド・コンピューティング向けの投資を積み増す意向だ。グループ傘下でクラウド事業を手掛ける阿里雲計算有限公司(Alibaba Cloud Computing)は20日、向こう3年間かけてクラウド分野に総額2000億人民元(約3兆400億円)を追加投資すると宣言。従来型のデータセンタ(IDC)施設では能力が足りない時代が到来したと説明し、国が定義した「新インフラ」の分野に大規模な資本を投下する戦略を明確化した。新たな技術の導入も加速する。中国新聞網が伝えた。
過去11年にわたってIT投資を継続してきたものの、新型コロナウイルスの流行拡大を受けてストレージ需要は逆に伸びている。全社会と産業のデジタル化需要を取り込む狙い。人工知能(AI)、5G、IIoTなどに向けたデータ需要が爆発的に膨らむなか、従来型のIDCではすでに情報処理能力が不足する事態に陥ったという。
阿里雲は世界21カ所に約100カ所のIDCを保有。100万台規模の高性能サーバーを管理している。今後は投資を加速し、3年内に能力を数倍に増強する計画だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
過去11年にわたってIT投資を継続してきたものの、新型コロナウイルスの流行拡大を受けてストレージ需要は逆に伸びている。全社会と産業のデジタル化需要を取り込む狙い。人工知能(AI)、5G、IIoTなどに向けたデータ需要が爆発的に膨らむなか、従来型のIDCではすでに情報処理能力が不足する事態に陥ったという。
阿里雲は世界21カ所に約100カ所のIDCを保有。100万台規模の高性能サーバーを管理している。今後は投資を加速し、3年内に能力を数倍に増強する計画だ。
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