広東省の仏山市や広州市、東莞市といった製造業の集積地域ではこのところ、外資企業による操業再開の動きが加速している。同省内ではこれまでに独BASFや韓LGディスプレイ、米エクソンモービル、仏ダノンなど、世界的なグローバル企業が相次いで操業を再開した。経済日報が3月1日付で伝えた。

　新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、春節（旧正月）休暇後の再稼働が遅れる外資を含む省内の企業に対し、広東省は2月6日、負担軽減や人材確保などを盛り込んだ支援策を打ち出し、操業再開を促進している。さらに26日には外資の新たな対広東投資プロジェクトについて、省が専門の担当者をつけ、円滑に推進させる内容の支援策も発表している。


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