上海市税関の最新統計によれば、同市の輸出入総額は今年1〜5月、前年同期比1.9％減の1兆3000億人民元（約19兆6598億円）となった。うち輸出額が2.3％増の5300億3000万人民元、輸入額が4.6％減の7656億6000万人民元。貿易赤字は17.1％減の2356億3000万人民元に縮小している。国営メディアが18日付で報じた。

　貿易形態別（1〜5月）では、一般貿易方式（輸入関税・輸入増値税を払って輸入する貿易）が1.7％減の6829億9000万人民元で全体の52.7％を占めた。加工貿易方式は6.0％増の2765億3000万人民元（全体の21.3％）となっている。

　輸出製品別では、電気機械製品が0.8％増の3583億3000万人民元となり、同市輸出全体の67.6％を占めた。うちIC(集積回路)が30.6％増の569億9000万人民元、携帯電話が29.5％増の390億9000万人民元、労働集約型製品が7.0％増の738億3000万人民元だった。

　5月の単月ベースでは、輸出入総額が前年同月比2.0％減の2632億6000万人民元。輸出が3.8％増の1157億7000万人民元、輸入が6.1％減の1474億9000万人民元で推移している。


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