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  ニュース     2020/02/19 18:59

「コストコ」中国2号店も上海、康橋工業区で2020〜21年開業 無料記事

 外資による中国内需市場の掘り起こしが一段と進みそうだ。会員制卸売大手の米コストコ・ホールセールは、中国2号店も上海市内に開設することを決定している。100%出資子会社と中国企業は18日、浦東新区張江科学城の康橋工業区で商業地を共同で購入。面積47319.2平米の康橋工業区東区PDP0-1402単位「F01-F06区画」を総額8億9800万人民元(約141億円)で取得した。最寄りは迪士尼駅(上海ディズニーランド駅)の隣駅となる。中国政府系メディアが伝えた。
 2020〜21年にかけて、コストコは上海2号店を開業する計画という。コストコ現地子会社の開市客(中国)投資有限公司は、上海浦東康橋(集団)有限公司と2年前に覚書を締結済み。浦東康橋に中国の本部を築くことなどで合意した。
 コストコは19年8月27日、上海市中部の閔行区・華漕エリアに中国1号店をオープン。初日から買い物客が殺到した経緯がある。この日は営業時間を切り上げて閉店する大人気を博した。
 世界のコストコ店舗数は770カ所を超える。コストコの年間売上高は18年通年で1384億3400万米ドル、会費収入は31億4200万米ドル。総収入は1415億7600万米ドル(約15兆5700億円)規模に達した。会員カード保有者は9430万人を数え、うち5160万人が有料会員。小売業で米国2位、世界7位にランキングされる。


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