ニュース 2020/02/04 18:59
中国:ソフト・IT業界は15.4%増収、19年は総額111.38兆円規模
経済・統計
中国ソフトウエア・情報技術サービス業界の売り上げが右肩上がりに伸びている。2019年の総収入は、前年比15.4%増の7兆1768億人民元(約111兆3800億円)。増収率も前年比で3.0ポイント加速している。従業員1人当たりの売上高は8.7%増の106万6000人民元に上った。年間売上高が500万人民元を上回る中国企業は合計4万社を超える。工業和信息化部(工業情報化部)が3日に発表した「2019年軟件・信息技術服務業統計広報」に記された。
ソフトウエア製品の年間売上高は、12.5%増の2兆67億人民元(ソフトウエア・情報技術サービス業界売上高全体の28.0%)を数える。うち工業用ソフトは14.6%増の1720億人民元に成長した。クラウド・コンピューティングの伸びを受けて情報技術サービスも高成長を確保。情報技術サービスの売上高は、18.4%増の4兆2574億人民元(ソフトウエア・情報技術サービス業界売上高全体の59.3%)を記録した。内訳は、電子商取引プラットフォームが28.1%増の7905億人民元、クラウド・ビッグデータが17.6%増の3460億人民元など。このほか、情報セキュリティ製品とそのサービスは12.4%増の1308億人民元、組み込みソフトは7.8%増の7820億人民元をそれぞれ売り上げた。
一方、米ドル建ての輸出額は、わずかながらマイナス成長に転落。1.1%減の505億3000万米ドル(約5兆4800億円)に停滞した。
エリア別の売上高は、中国東部が15.0%増の5兆7157億人民元(全体の79.6%)、中国西部が18.1%増の8607億人民元、中国中部が22.2%増の3655人民元、中国東北部が5.5%増の2350億人民元で推移した。
都市別の売上高は、上から広東省、北京市、江蘇省、浙江省、上海市の順。これら上位5地域で中国全体の63.6%に相当する4兆5623億人民元を売り上げた。
ソフトウエア・情報技術サービス業界の19年利益額は、9.9%増の9362億人民元に拡大した。
従業員の総数は、18年末比で28万人(4.7%)増の673万人。賃金総額は11.8%増の9086億人民元に達した。1人当たり賃金の伸びは6.8%で推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ソフトウエア製品の年間売上高は、12.5%増の2兆67億人民元(ソフトウエア・情報技術サービス業界売上高全体の28.0%)を数える。うち工業用ソフトは14.6%増の1720億人民元に成長した。クラウド・コンピューティングの伸びを受けて情報技術サービスも高成長を確保。情報技術サービスの売上高は、18.4%増の4兆2574億人民元(ソフトウエア・情報技術サービス業界売上高全体の59.3%)を記録した。内訳は、電子商取引プラットフォームが28.1%増の7905億人民元、クラウド・ビッグデータが17.6%増の3460億人民元など。このほか、情報セキュリティ製品とそのサービスは12.4%増の1308億人民元、組み込みソフトは7.8%増の7820億人民元をそれぞれ売り上げた。
一方、米ドル建ての輸出額は、わずかながらマイナス成長に転落。1.1%減の505億3000万米ドル(約5兆4800億円)に停滞した。
エリア別の売上高は、中国東部が15.0%増の5兆7157億人民元(全体の79.6%)、中国西部が18.1%増の8607億人民元、中国中部が22.2%増の3655人民元、中国東北部が5.5%増の2350億人民元で推移した。
都市別の売上高は、上から広東省、北京市、江蘇省、浙江省、上海市の順。これら上位5地域で中国全体の63.6%に相当する4兆5623億人民元を売り上げた。
ソフトウエア・情報技術サービス業界の19年利益額は、9.9%増の9362億人民元に拡大した。
従業員の総数は、18年末比で28万人(4.7%)増の673万人。賃金総額は11.8%増の9086億人民元に達した。1人当たり賃金の伸びは6.8%で推移している。
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