ニュース 2020/04/10 19:09
中国:3月新車販売43%減も縮小ペース鈍化、生産も順調回復=汽車工業協会
経済・統計
中国汽車工業協会は10日、今年3月の新車販売台数が前年同月比43.3%減の143万台に落ち込んだと発表した。マイナス成長は21カ月連続。ただ、減少率は前月の79.1%から35.8ポイント縮小している。生産台数は44.5%減の142万2000台で推移した。
国内で新型コロナウイルス感染拡大が収束に向かう中、3月の生産・販売は大幅な回復傾向を示している状況だ。2月との比較では、販売が361.4%、生産が399.2%増加している。同協会によると、完成車メーカー主要23社の生産拠点は全面的に再稼働し、従業員の復帰率は86%に上昇した(3月11日時点では77%)。生産状況は昨年平均水準の75%まで回復しているという。需要面では、各地方政府の消費促進策を受け、今後も速いペースでの回復が期待できるとした。
車種別では、乗用車の販売台数が前年同月比48.4%減の104万3000台(前月比365.8%増)、生産台数が49.9%減の104万9000台(同436.5%増)。商用車は販売台数が22.6%減の38万8000台、生産台数が20.3%減の37万3000台だった。
一方、新エネルギー車(テスラ除く)の販売台数は前年同月比53.2%減の5万3000台。減少率は前月の75.2%から縮小している。内訳は電気自動車(EV)が55.6%減の4万台、プラグインハイブリッド車(PHV)が44.1%減の1万3000台、燃料電池車が横ばいの36台。新エネ車全体の生産台数は5万台で、前年同月を56.9%下回った。
1〜3月の累計では、全体の販売台数が前年同期比42.4%減の367万2000台。うち乗用車が45.4%減の287万7000台、商用車が28.4%減の79万4000台に縮小している。生産台数は全体で45.2%減の347万4000台だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国内で新型コロナウイルス感染拡大が収束に向かう中、3月の生産・販売は大幅な回復傾向を示している状況だ。2月との比較では、販売が361.4%、生産が399.2%増加している。同協会によると、完成車メーカー主要23社の生産拠点は全面的に再稼働し、従業員の復帰率は86%に上昇した(3月11日時点では77%)。生産状況は昨年平均水準の75%まで回復しているという。需要面では、各地方政府の消費促進策を受け、今後も速いペースでの回復が期待できるとした。
車種別では、乗用車の販売台数が前年同月比48.4%減の104万3000台(前月比365.8%増)、生産台数が49.9%減の104万9000台(同436.5%増)。商用車は販売台数が22.6%減の38万8000台、生産台数が20.3%減の37万3000台だった。
一方、新エネルギー車(テスラ除く)の販売台数は前年同月比53.2%減の5万3000台。減少率は前月の75.2%から縮小している。内訳は電気自動車(EV)が55.6%減の4万台、プラグインハイブリッド車(PHV)が44.1%減の1万3000台、燃料電池車が横ばいの36台。新エネ車全体の生産台数は5万台で、前年同月を56.9%下回った。
1〜3月の累計では、全体の販売台数が前年同期比42.4%減の367万2000台。うち乗用車が45.4%減の287万7000台、商用車が28.4%減の79万4000台に縮小している。生産台数は全体で45.2%減の347万4000台だった。
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