ニュース 2019/12/06 18:59
中国:「茅台酒」人気拡大、海外市場でも供給不足に
経済・統計
中国を代表する蒸留酒「茅台酒」を巡って、このところ、海外市場でも需要が拡大し、供給不足となっていることが分かった。製造元の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)がこのほど、広東省で開催した海外販売代理店会議で明らかにしたもの。経済日報が5日付で伝えた。
会議に出席した同社の李保芳董事長は、「海外市場でもわが社のブランドの知名度が上がり、世界中に茅台酒のファンが増えたということだ」と語った。
同社は現在、世界64カ国・地域の海外代理店、107業者と販売代理契約を結んでいる。2018年に中国から茅台酒を含む「白酒(中国蒸留酒)」の輸出量は1万7200キロリットル、輸出額は6億5600万米ドル(約713億円)だった。このうち茅台酒の輸出額が65%を占めた。
茅台酒は生産に約5年がかかり、需要が増えてもすぐに供給を増やすことは難しい。国内だけでも供給不足が生じているが、そうした状況の中でも2015年以降、海外の販路拡大に力を入れてきた。その理由について李董事長は「茅台酒を通じて世界のより多くの人々に中国、そして中国文化について理解してもらいたいからだ」と説明した。
白酒のトップブランド「茅台酒」を生産する同社は、貴州省政府傘下の中国貴州茅台酒廠(集団)公司を親会社に持つ。世界3大蒸留酒といわれる「貴州茅台酒」が有する高いブランド力を背景に、中国白酒業界におけるリーディングカンパニーの地位を確立している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
会議に出席した同社の李保芳董事長は、「海外市場でもわが社のブランドの知名度が上がり、世界中に茅台酒のファンが増えたということだ」と語った。
同社は現在、世界64カ国・地域の海外代理店、107業者と販売代理契約を結んでいる。2018年に中国から茅台酒を含む「白酒(中国蒸留酒)」の輸出量は1万7200キロリットル、輸出額は6億5600万米ドル(約713億円)だった。このうち茅台酒の輸出額が65%を占めた。
茅台酒は生産に約5年がかかり、需要が増えてもすぐに供給を増やすことは難しい。国内だけでも供給不足が生じているが、そうした状況の中でも2015年以降、海外の販路拡大に力を入れてきた。その理由について李董事長は「茅台酒を通じて世界のより多くの人々に中国、そして中国文化について理解してもらいたいからだ」と説明した。
白酒のトップブランド「茅台酒」を生産する同社は、貴州省政府傘下の中国貴州茅台酒廠(集団)公司を親会社に持つ。世界3大蒸留酒といわれる「貴州茅台酒」が有する高いブランド力を背景に、中国白酒業界におけるリーディングカンパニーの地位を確立している。
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