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  ニュース     2020/04/09 18:59

中国:湖南省長沙にデジタル産業団地整備、5年後の年産額1000億元へ 無料記事

 湖南省の長沙経済技術開発区(長沙経開区)に大規模なデジタル産業団地が整備される。長沙市東郊の星沙鎮に位置する長沙経開区は8日、三一汽車製造有限公司、樹根互聯技術有限公司(三一集団が立ち上げた大規模IIoTプラットフォーム)と戦略提携。三一集団有限公司(SANY)が現地で進めるスマート工業団地「三一雲谷」を基盤に、向こう5年内に年産額1000億人民元(約1兆5400億円)規模の総合デジタル経済産業モデル区を形成する計画を打ち出した。インターネットやブロックチェーンの最新技術を製造業分野に持ち込む構想という。中国新聞網などが伝えた。

 三一集団の自動車事業を手掛ける三一汽車製造を中心に、産業のデジタル化、スマート化を通じたグレードアップを実践する。三一雲谷を中核とする「星沙区ブロックチェーン産業園」を形成する計画だ。

 三一雲谷の総面積は2160ムー(144ヘクタール)。総額180人民元を投じ、総面積100万平方メートル近くの研究・開発エリアを整備する。2030年のハイエンド人材雇用3万人を目指す。

 長沙経開区製造業の年産額は、19年に2426億人民元まで拡大した。域内企業の納税額は155億5000万人民元に上った。三一集団のほか、鉄建重工、中聯工起、山河智能などが進出している。


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