ニュース 2019/11/21 18:59
中国:銀聯が顔認証決済サービス参入、「支付宝・微信支付」追撃
産業・企業
中国の小売市場で消費者の顔認証による決済サービスが普及しつつある。第三者決済機関の「支付宝(アリペイ)」と「微信支付(ウィーチャットペイ)」が先行していた市場に今年10月、銀行間決済ネットワークを運営する中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)が参入を発表。今後、3社のシェア争いに伴って利用者が増えていく可能性がある。工人日報が20日付で伝えた。
現在、中国の決済市場では支付宝と微信支付のスマートフォンアプリを使った二次元コード決済が大きなシェアを占めている。こうした中で支付宝は昨年12月に「蜻テイ」(テイ=虫へんに廷)ブランド、次いで微信支付はその3カ月後に「青蛙」ブランドの顔認証決済サービスを開始した。銀聯の顔認証決済は「刷臉付」の名称で、国内の銀行60社余りと提携する予定だ。
先行する2社の顔認証決済対応端末数は足元で全国に約10万台ある。顔認証決済はスマホなどを使ったほかの決済方法に比べて速く、レジ待ちの行列を減らす効果があるとされる。ただ、消費者の間ではまだなじみ薄く、セキュリティー対策を不安視する声も多く聞こえるのが現状だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
現在、中国の決済市場では支付宝と微信支付のスマートフォンアプリを使った二次元コード決済が大きなシェアを占めている。こうした中で支付宝は昨年12月に「蜻テイ」(テイ=虫へんに廷)ブランド、次いで微信支付はその3カ月後に「青蛙」ブランドの顔認証決済サービスを開始した。銀聯の顔認証決済は「刷臉付」の名称で、国内の銀行60社余りと提携する予定だ。
先行する2社の顔認証決済対応端末数は足元で全国に約10万台ある。顔認証決済はスマホなどを使ったほかの決済方法に比べて速く、レジ待ちの行列を減らす効果があるとされる。ただ、消費者の間ではまだなじみ薄く、セキュリティー対策を不安視する声も多く聞こえるのが現状だ。
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