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  ニュース     2020/09/16 18:59

タイ財閥系CPグループ、中国豚肉事業を再編 無料記事

【亜州ビジネス編集部】 タイ財閥系チャロン・ポカパン・グループ(CPグループ)は、中国の豚肉事業を再編する。タイ食品最大手チャロン・ポカパン・フーズ(CPF)傘下の飼料会社と、グループの養豚・食肉加工会社の事業を統合。飼料から食肉加工までの一貫体制を構築し、成長を加速する。
 CPFの14日発表によると、CPグループの完全子会社チアタイ・アニマル・ハズバンドリー・インベストメント(北京)の養豚・食肉加工事業を、CPF子会社で飼料事業のチアタイ・インベストメント(CTI)に移管。CTIが豚肉事業を一手に引き受ける。事業譲渡の対価として、チアタイ・アニマルはCTIの新株281億4000万人民元(約4380億円)相当を取得。CTIを子会社化する。
 チアタイ・アニマルは中国の22省で養豚場を運営し、年産能力は720万頭に上る。19年の売上高はチアタイ・アニマルが14億3922万米ドル、CTIが35億9782万米ドルで合算50億3704万米ドル(約5320億円)に達した。


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