ニュース 2020/05/14 18:59
インテルが中国IC関連企業に相次ぎ出資、済南概倫と博純材料を有望視
産業・企業
米国の半導体大手が中国ハイテク企業向け投資を拡大している。インテル(INTC/NASDAQ)は12日、傘下ファンドのIntel Capitalを通じて将来が有望なベンチャー企業11社に投資すると発表した。主な分野は、人工知能(AI)、自動運転向け半導体チップ設計などを選ぶ。このうち2社に中国企業の名称を挙げた。投資額は合計1億3200万米ドル(約141億円)に設定する。
今回は2010年に発足した済南概倫電子(ProPlus Electronics)、09年に発足した博純材料(Spectrum Materials)にそれぞれ出資する。
登録資本8684万9700人民元の済南概倫電子は、電子系の設計作業を自動化支援する「EDA」ツールの開発企業。すでにインテルは英特爾中国有限公司(インテル現地法人)傘下の英特爾産品成都有限公司を通じ、5.71%の株式を保有している。
登録資本9640万人民元の博純材料は、半導体製造向け高純度特殊ガスのサプライヤー。福建省泉州市に生産拠点を擁する。
これまでもインテルは中国企業の成長性に着目。クラウドコンピューティングとAI向け半導体チップ設計を主力とする瀾起科技(Montage)、AIoT(AI+IoT)半導体チップ設計の楽キン科技(688018/SH)、無線通信半導体チップ設計の泰凌微電子(Telink)、自動運転車向けAIチップ設計の北京地平線機器人技術研発(Horizon Robotics)などに出資してきた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今回は2010年に発足した済南概倫電子(ProPlus Electronics)、09年に発足した博純材料(Spectrum Materials)にそれぞれ出資する。
登録資本8684万9700人民元の済南概倫電子は、電子系の設計作業を自動化支援する「EDA」ツールの開発企業。すでにインテルは英特爾中国有限公司(インテル現地法人)傘下の英特爾産品成都有限公司を通じ、5.71%の株式を保有している。
登録資本9640万人民元の博純材料は、半導体製造向け高純度特殊ガスのサプライヤー。福建省泉州市に生産拠点を擁する。
これまでもインテルは中国企業の成長性に着目。クラウドコンピューティングとAI向け半導体チップ設計を主力とする瀾起科技(Montage)、AIoT(AI+IoT)半導体チップ設計の楽キン科技(688018/SH)、無線通信半導体チップ設計の泰凌微電子(Telink)、自動運転車向けAIチップ設計の北京地平線機器人技術研発(Horizon Robotics)などに出資してきた。
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