電子情報製造業（一定規模以上の企業のみ集計）の総売上高は2019年に、前年比で4.5％増加した。伸び率は1〜11月の4.6％とほぼ同水準で、増加基調を維持している。ただ、前年通期（9.1％増）との比較では、大幅に伸びが鈍化した。工業和信息化部（工業情報化部）が12日報告した。
　一方、売上原価は19年に4.2％増、税引前利益は3.1％増。税引前利益は年次ベースでプラス成長を回復した（前年通期は3.1％減）。
　このほか、電子情報製品の輸出額は1.7％増加。伸び率は1〜11月を0.1ポイント上回ったものの、前年通期を8.1ポイント下回った。
　主要品目別の累計生産数は、携帯端末が6.0％減の17億100万6000台に縮小。一方、集積回路（IC）は7.2％増の2018億2000万個、コンピューターは6.9％増の3億5646万6000台だった。
　電子情報製造業の固定資産投資額（500万人民元以上の案件のみ集計）は19年に前年比で16.8％増加し、伸び率は1〜11月に比べて3.0ポイント、前年同期に比べて0.2ポイント加速した。


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