ニュース 2020/02/14 18:59
新型コロナ「世界の3分の2」感染も、WHO顧問が警鐘
経済・統計
世界保健機関(WHO)の非常勤顧問で、感染症の権威であるアイラ・ロンジーニ氏はこのほど、最悪のケースで、世界の人口の3分の2が新型コロナウイルスに感染する恐れがあると警告した。このまま状況が一段と悪化すれば、最終的な感染者は数十億人に達する可能性があるという。外電が14日伝えた。
ロンジーニ氏によれば、1人の感染者が2〜3人に感染させる可能性があるという想定で試算すると、世界の人口の3分の2が新型コロナウイルスに感染する恐れがある。適切な隔離措置が実施されれば、感染のペースを抑えることは可能だが、隔離前の時点ですでにウイルスは中国やその他地域に広がる機会があったと同氏は指摘。感染ペースを半分に抑えたとしても、世界の約3分の1が感染することになると分析した。
なお、中国の国家衛生健康委員会は14日、同日午前0時(現地時間)現在、新型コロナウイルス感染者が累計で6万3851人に達したと報告した。治癒や死者などをのぞいた現在の患者数は5万5748人(うち重症患者が1万204人)、死者は1380人に増えている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ロンジーニ氏によれば、1人の感染者が2〜3人に感染させる可能性があるという想定で試算すると、世界の人口の3分の2が新型コロナウイルスに感染する恐れがある。適切な隔離措置が実施されれば、感染のペースを抑えることは可能だが、隔離前の時点ですでにウイルスは中国やその他地域に広がる機会があったと同氏は指摘。感染ペースを半分に抑えたとしても、世界の約3分の1が感染することになると分析した。
なお、中国の国家衛生健康委員会は14日、同日午前0時(現地時間)現在、新型コロナウイルス感染者が累計で6万3851人に達したと報告した。治癒や死者などをのぞいた現在の患者数は5万5748人(うち重症患者が1万204人)、死者は1380人に増えている。
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