ニュース 2020/02/14 18:59
中国:新型肺炎流行の春節連休、「小程序」活用の小売通販が好調
経済・統計
今年の春節(旧正月)連休中、中国国内の小売業では「小程序」や「微信社群」といったSNS関連システムを活用し、通信販売で売上高を伸ばす業者が目立った。新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受けて、商品を自宅まで届けてくれる通販の利用が拡大した格好だ。さらに、配送員が受取人と離れて荷物を引き渡す「無接触配送サービス」も、消費者に好評だったという。中国新聞網が12日付で伝えた。
「小程序」は中国のインターネットサービス大手、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)の無料通信アプリ「微信(ウィーチャット)」内で動くインストール不要のクラウドアプリ。また、「微信社群」は微信のユーザーをグループ管理するシステムだ。
小程序では今年春節の大みそか(1月24日)からの8日間に生鮮野菜や果物などの販売件数が前年同期に比べて約2.5倍に増加。また微信社群でも通販の販売件数は同4.2倍に増えた。
生鮮食品通販大手の「毎日優鮮」では、春節大みそかからの7日間に「小程序」上での販売件数が前年同期比で約4倍増加した。売上高も5.6倍拡大したことで、客単価も120人民元(約1890円)に上昇した。
生鮮食品のほか、アパレル、化粧品などの販売業者も春節連休中、「小程序」や「微信社群」を通じて売上高を好調に伸ばしたという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
「小程序」は中国のインターネットサービス大手、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)の無料通信アプリ「微信(ウィーチャット)」内で動くインストール不要のクラウドアプリ。また、「微信社群」は微信のユーザーをグループ管理するシステムだ。
小程序では今年春節の大みそか(1月24日)からの8日間に生鮮野菜や果物などの販売件数が前年同期に比べて約2.5倍に増加。また微信社群でも通販の販売件数は同4.2倍に増えた。
生鮮食品通販大手の「毎日優鮮」では、春節大みそかからの7日間に「小程序」上での販売件数が前年同期比で約4倍増加した。売上高も5.6倍拡大したことで、客単価も120人民元(約1890円)に上昇した。
生鮮食品のほか、アパレル、化粧品などの販売業者も春節連休中、「小程序」や「微信社群」を通じて売上高を好調に伸ばしたという。
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