ニュース 2020/02/14 18:59
中国:1月乗用車小売21.5%減、2月は3割縮小へ=乗聯会
経済・統計
中国で新車販売の低迷が加速している。2020年1月の乗用車小売台数は、狭義ベース(マイクロバスを除く)で前年同月比21.5%減の169万9436台。7カ月連続のマイナス成長を強いられた。減少率は19年12月の3.4%から18.1ポイント拡大し、05年の統計開始以来で最大の落ち込みとなっている。前月比でも20.8%減少した。全国乗用車市場信息聯席会(乗聯会)が13日報告した。
車種別の1月小売台数は、セダンが前年同月比23.7%減の81万7971台、MPV(ミニバン)が33.1%減の10万1162台、スポーツ用多目的車(SUV)が17.1%減の78万303台。前月比では、セダンが19.7%減、MPVが23.4%減、SUVが21.6%減で推移した。なお、マイクロバスを含む広義ベースでは、全体の小売台数が21.6%減の171万4684台(マイクロバスは33.5%減の1万5248台)だった。
メーカー別の国内小売ランキング(狭義ベース)は、一汽大衆が18万7414台で首位をキープ。2位以下には、上汽大衆の14万5500台、上汽通用の12万4200台、吉利汽車の10万2000台(速報値)、東風日産の10万1300台、上汽通用五菱の8万88台、広汽本田の7万6650台、東風本田の7万3597台、広汽豊田の6万7980台、北京奔馳の6万7572台が続いた。
このほか、新エネルギー乗用車の販売も低迷が続く。1月の卸売台数は前年同月比51.3%減の4万5000台に落ち込んだ。うち電気自動車(EV)が52%減の3万5000台、プラグインハイブリッド車(PHV)が38%減の1万台に縮んでいる。
新車販売の落ち込みは、春節(旧正月)の影響が大きい。営業日が20日にとどまったことで、小売台数は理論上、約3割減少することになると乗聯会は説明。また、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてディーラーが春節期間にほぼ営業停止状態となったこともあり、1月の小売台数は予想を下回ったとしている。
2月も厳しい情勢を見込む。乗聯会は従来2月のプラス成長回復を見込んでいたが、予想を下方修正し、30%以上の縮小を予測した。1〜2月の累計で25%超の減少となる見通し。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
車種別の1月小売台数は、セダンが前年同月比23.7%減の81万7971台、MPV(ミニバン)が33.1%減の10万1162台、スポーツ用多目的車(SUV)が17.1%減の78万303台。前月比では、セダンが19.7%減、MPVが23.4%減、SUVが21.6%減で推移した。なお、マイクロバスを含む広義ベースでは、全体の小売台数が21.6%減の171万4684台(マイクロバスは33.5%減の1万5248台)だった。
メーカー別の国内小売ランキング(狭義ベース)は、一汽大衆が18万7414台で首位をキープ。2位以下には、上汽大衆の14万5500台、上汽通用の12万4200台、吉利汽車の10万2000台(速報値)、東風日産の10万1300台、上汽通用五菱の8万88台、広汽本田の7万6650台、東風本田の7万3597台、広汽豊田の6万7980台、北京奔馳の6万7572台が続いた。
このほか、新エネルギー乗用車の販売も低迷が続く。1月の卸売台数は前年同月比51.3%減の4万5000台に落ち込んだ。うち電気自動車(EV)が52%減の3万5000台、プラグインハイブリッド車(PHV)が38%減の1万台に縮んでいる。
新車販売の落ち込みは、春節(旧正月)の影響が大きい。営業日が20日にとどまったことで、小売台数は理論上、約3割減少することになると乗聯会は説明。また、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてディーラーが春節期間にほぼ営業停止状態となったこともあり、1月の小売台数は予想を下回ったとしている。
2月も厳しい情勢を見込む。乗聯会は従来2月のプラス成長回復を見込んでいたが、予想を下方修正し、30%以上の縮小を予測した。1〜2月の累計で25%超の減少となる見通し。
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