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  ニュース     2020/06/18 18:59

台湾モバイルが5G免許3社目に、年内基地局4000カ所へ 無料記事

 台湾の国家通訊伝播委員会(NCC)は17日、携帯電話キャリアの台湾大哥大(台湾モバイル:3045/TW)に対し、第5世代(5G)移動通信サービスの事業ライセンスを付与したと発表した。5G商用ライセンス取得はこれで3社目。同社は2020年内に、5G基地局の数を4000カ所まで増やす計画だ。現地メディアが伝えた。

 台湾ではすでに、中華電信(チュンファテレコム:2412/TW)、遠伝電信(FET:4904/TW)の2社が5G商用ライセンスを取得済み。両社はライセンス取得時に、20年末までに5G基地局数を3000カ所まで増やす方針を示している。一方、今回ライセンスを獲得した台湾大哥大は、当初は年末までに基地局数を2000カ所とする方針を示していたが、その後計画を上方修正。当初計画の2倍に当たる4000カ所まで拡充する方針を明らかにした。

 これで台湾の5大携帯キャリアのうち3社が5G商用ライセンスを手にした格好だ。残る亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム:3682/TW)、台湾之星電信(台湾スターテレコム)もすでに事業計画書を提出済みで、近くライセンスを取得するとみられている。


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