ニュース 2020/05/19 18:59
中国製鉄鋼にベトナム迂回輸出の疑い、米商務省が調査へ
経済・統計
米商務省は、中国製の鉄鋼製品がベトナム経由で米国に迂回(うかい)輸出されている可能性があるとして調査に乗り出した。VNエクスプレスが18日付で伝えた。
商務省は、米国が課す高い関税を避けるため、中国製のステンレス圧延平鋼がベトナムに送られ、同国で軽微な加工が施された後、ベトナム製として米国に輸入されている疑いがあるとしている。米国は2016年から中国製の鉄鋼製品に対し、反ダンピング(AD)税と相殺関税を合わせて139〜267%賦課。この前後40カ月でベトナム製鉄鋼の対米輸出が180%(1億2200万米ドル)増えていた。
米商務省はベトナムの鉄鋼業者に対して調査に協力するよう要請。質問状を送付すると説明した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
商務省は、米国が課す高い関税を避けるため、中国製のステンレス圧延平鋼がベトナムに送られ、同国で軽微な加工が施された後、ベトナム製として米国に輸入されている疑いがあるとしている。米国は2016年から中国製の鉄鋼製品に対し、反ダンピング(AD)税と相殺関税を合わせて139〜267%賦課。この前後40カ月でベトナム製鉄鋼の対米輸出が180%(1億2200万米ドル)増えていた。
米商務省はベトナムの鉄鋼業者に対して調査に協力するよう要請。質問状を送付すると説明した。
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