ニュース 2020/07/30 19:20
台湾ICファウンドリ聯華電子、28nm受注増でほぼフル稼働
ASEAN
台湾のICファウンドリ(受託生産)大手、聯華電子(UMC:2303/TWSE)は29日の投資家説明会で、28ナノメートル(nm)、22nmウェーハの受注が大幅に増えていることを明らかにした。今年第2四半期(4〜6月)の設備稼働率は98%に達し、28nmウェーハの売上高に占める比率が上昇しているという。同社は第3四半期(7〜9月)も引き続き好調を予測し、ウェーハの出荷数、平均価格が前四半期比で上昇するとみている。現地メディアが伝えた。
聯華電子の予測によれば、28nm、22nmウェーハは下期に供給がひっ迫する見込み。同社は増産投資を拡大中で、2020年は前年実績を約7割上回る10億米ドル(約1050億円)の予算を組んでいる。台南の12インチ工場などで生産能力を拡大する計画だ。
同社がこの日発表した20年第2四半期の業績は、売上高が前年同期比23.2%増の443億8600万台湾ドル(約1590億円)に達し、四半期ベースの最高記録を更新した。粗利益率は23.1%(↑7.4ポイント)に改善。純利益は66億8100万台湾ドルと、前年同期の3.8倍に膨らんだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
聯華電子の予測によれば、28nm、22nmウェーハは下期に供給がひっ迫する見込み。同社は増産投資を拡大中で、2020年は前年実績を約7割上回る10億米ドル(約1050億円)の予算を組んでいる。台南の12インチ工場などで生産能力を拡大する計画だ。
同社がこの日発表した20年第2四半期の業績は、売上高が前年同期比23.2%増の443億8600万台湾ドル(約1590億円)に達し、四半期ベースの最高記録を更新した。粗利益率は23.1%(↑7.4ポイント)に改善。純利益は66億8100万台湾ドルと、前年同期の3.8倍に膨らんだ。
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