ニュース 2020/07/29 19:27
IC製造装置ASMが材料部門に戦略投資家受け入れ、事業拡大めざす
産業・企業
半導体パッケージング・テスティング機器大手のASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)は29日、傘下のリードフレーム(半導体材料)子会社に戦略投資家を受け入れると発表した。出資者は投資ファンド2社で、出資額は計2億米ドル(約210億円)。規模の拡大と生産効率が求められているリードフレーム事業について、戦略投資家の出資を受け入れることで成長加速を図る考えだ。
出資する投資ファンドは、智路資本、Asia-IO Capital Managementの2社。両社ともにハイテク関連企業への投資を専門としている。
出資手続きの完了後、同子会社に対するASMの出資比率は44.44%に低下し、連結対象から外れる。ASMは1億1000万米ドルのみなし売却益を計上する見通しだ。
同社はオランダの半導体製造装置大手ASMインターナショナルの傘下。半導体加工に必要な機材設備や原材料の生産を手がける。研究開発センターは香港とシンガポール、四川省に設置。主要販売先は中国本土だが、アジアや欧米などにも出荷する。エリア別の売上構成比は、中国本土44.0%、欧州12.6%、台湾8.6%、米州8.4%、香港6.5%など(20年6月中間期)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
出資する投資ファンドは、智路資本、Asia-IO Capital Managementの2社。両社ともにハイテク関連企業への投資を専門としている。
出資手続きの完了後、同子会社に対するASMの出資比率は44.44%に低下し、連結対象から外れる。ASMは1億1000万米ドルのみなし売却益を計上する見通しだ。
同社はオランダの半導体製造装置大手ASMインターナショナルの傘下。半導体加工に必要な機材設備や原材料の生産を手がける。研究開発センターは香港とシンガポール、四川省に設置。主要販売先は中国本土だが、アジアや欧米などにも出荷する。エリア別の売上構成比は、中国本土44.0%、欧州12.6%、台湾8.6%、米州8.4%、香港6.5%など(20年6月中間期)。
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