ニュース 2020/04/16 19:04
中国:広州エルメスが移転オープン初日に活況、「リベンジ消費」沸く
リスク管理・社会
フランスの高級ブランド「エルメス」が11日、広東省広州市の旗艦店を移転オープンした。初日の売上高は270万米ドル(約2億9000万円)に達し、同ブランドの単独店舗としては過去最高クラスの規模に上っている。新型コロナウイルスの感染拡大がピークアウトし収束ムードが強まる中で、「リベンジ消費(報復性消費)」と呼ばれる現象が起き始めているようだ。現地メディアが16日までに伝えた。
報道によると、中には同旗艦店で約100万人民元(約1500万円)もの買い物をした客もいたという。中国ではこのほか、「プラダ」や「ルイ・ヴィトン」「バーバリー」といった高級ブランドが相次いで店舗の営業を再開しており、コロナ収束後のぜいたく品の消費再燃に期待が高まっている。
大手コンサルティング会社のベイン・アンド・カンパニーが先ごろ発表したリポートによると、世界のぜいたく品販売額は今年第1四半期(1〜3月)に前年同期比で25〜30%減少する見込み。2020年通年では、前年比で22〜25%減少すると予測している。
11日に移転オープンした同旗艦店は、広州市唯一のエルメス店舗。エルメスは2004年に同市越秀区のショッピングモール「麗柏広場」に出店したが、店舗契約が満了したのに伴い、天河区の「太古匯」に移転した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
報道によると、中には同旗艦店で約100万人民元(約1500万円)もの買い物をした客もいたという。中国ではこのほか、「プラダ」や「ルイ・ヴィトン」「バーバリー」といった高級ブランドが相次いで店舗の営業を再開しており、コロナ収束後のぜいたく品の消費再燃に期待が高まっている。
大手コンサルティング会社のベイン・アンド・カンパニーが先ごろ発表したリポートによると、世界のぜいたく品販売額は今年第1四半期(1〜3月)に前年同期比で25〜30%減少する見込み。2020年通年では、前年比で22〜25%減少すると予測している。
11日に移転オープンした同旗艦店は、広州市唯一のエルメス店舗。エルメスは2004年に同市越秀区のショッピングモール「麗柏広場」に出店したが、店舗契約が満了したのに伴い、天河区の「太古匯」に移転した。
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