ニュース 2019/10/28 19:27
中国:上海工場で「テスラ車」予約受付開始、20年第1四半期に納品
経済・統計
米テスラ(TSLA/NASDAQ)による中国現地生産車の予約販売が始動した。同社は25日、上海臨港の自社海外初工場で生産に乗り出す「Model 3」について、予約販売に着手すると発表。1台当たり価格を35万5800人民元(約548万5000円)に設定したうえで、2020年第1四半期から納入を順次始めると予告した。この日からオフィシャルサイト、または自社試乗センターで受け付ける。中国政府系メディアなどが26日付で伝えた。
輸入する米国製「Model 3」の中国現地価格は43万9900人民元から。中国現地生産化を通じ、19%超の値下げが実現する。
テスラは24日、上海臨海の中国工場に言及。生産の現地化を通じ、「Model 3」の生産コストは約65%下がるとの見通しを明らかにしている。世界最大の自動車、電気自動車(EV)市場となった中国に期待感を示した。
現地子会社の特斯拉上海有限公司(テスラ上海)を通じ、テスラは18年10月17日、「Gigafactory 3」建設に向けて上海市浦東新区臨港地区の国有建設用地を正式取得した。上海臨港装備産業区で総面積1297.32ムー(86万4885平方メートル)の「Q01-05」区画を確保。9億7300万人民元で50年間の土地使用権を得た。
投資総額500億人民元の巨大工場「Gigafactory 3」は、今年9月までにプレス、溶接、塗装、組立の完成車ラインを整備。20年3月までに動力システムなどその他重要機能区を順次完成させる運びだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸入する米国製「Model 3」の中国現地価格は43万9900人民元から。中国現地生産化を通じ、19%超の値下げが実現する。
テスラは24日、上海臨海の中国工場に言及。生産の現地化を通じ、「Model 3」の生産コストは約65%下がるとの見通しを明らかにしている。世界最大の自動車、電気自動車(EV)市場となった中国に期待感を示した。
現地子会社の特斯拉上海有限公司(テスラ上海)を通じ、テスラは18年10月17日、「Gigafactory 3」建設に向けて上海市浦東新区臨港地区の国有建設用地を正式取得した。上海臨港装備産業区で総面積1297.32ムー(86万4885平方メートル)の「Q01-05」区画を確保。9億7300万人民元で50年間の土地使用権を得た。
投資総額500億人民元の巨大工場「Gigafactory 3」は、今年9月までにプレス、溶接、塗装、組立の完成車ラインを整備。20年3月までに動力システムなどその他重要機能区を順次完成させる運びだ。
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