ニュース 2020/02/12 18:59
鴻海が月内の中国生産5割回復めざす、3月は80%目標
産業・企業
電子機器の受託製造サービス(EMS)世界最大手、鴻海精密工業(ホンハイ:2317/TW)は2月末までに、中国生産能力の5割を再稼働させる計画だ。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、春節(旧正月)休暇後の操業再開が遅れているが、早期の回復を目指す。3月には同比率を80%まで引き上げたい考え。外電が12日、消息筋情報として伝えた。
同消息筋は、「出荷は影響を受けるが、具体的な数字を言うのは時期尚早」とコメント。出荷の減少は残業によってカバーできる可能性があるとしつつも、「製品に対する需要を確認する必要がある」として、需要サイドが縮小する可能性も示唆した。
報道によると、同社は今週、中国主要工場の再開許可を取得。11日には、昆山工場(江蘇省)の再稼働許可も取り付けた。一方、深セン(広東省)、鄭州(河南省)の主要2工場については、帰省先から戻った労働者が10日時点で10%にとどまっている。これら2工場は、米アップルの「iPhone」組み立てラインの大部分を占めているため、生産の遅れがその世界的な出荷に影響を及ぼすと懸念されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同消息筋は、「出荷は影響を受けるが、具体的な数字を言うのは時期尚早」とコメント。出荷の減少は残業によってカバーできる可能性があるとしつつも、「製品に対する需要を確認する必要がある」として、需要サイドが縮小する可能性も示唆した。
報道によると、同社は今週、中国主要工場の再開許可を取得。11日には、昆山工場(江蘇省)の再稼働許可も取り付けた。一方、深セン(広東省)、鄭州(河南省)の主要2工場については、帰省先から戻った労働者が10日時点で10%にとどまっている。これら2工場は、米アップルの「iPhone」組み立てラインの大部分を占めているため、生産の遅れがその世界的な出荷に影響を及ぼすと懸念されている。
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