中国の乗用車リコール（無料の回収・修理）台数は、今年5月に82万6792台で推移した。前年同期比で25.08％、前月比で18.77％ずつ減少している。ただ、日本車の一部で大量リコールがみられた。ホンダ車のリコールは月次で77万4774台を数えている。中国メディアが伝えた。

　5月の日系ブランドのリコールが多発。合計77万9868台（リコール全体の94.32％）に達した。うち広汽本田（広汽ホンダ）は39万6149台、東風本田（東風ホンダ）は37万8625台をリコールしている。

　ホンダは5月に入り「CR-V」などのリコールを展開。燃料ポンプの不具合を理由に、世界全体で137万台（概算で中国77万台、北米16万台、日本2万台など）のリコールに踏み切った。


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