ニュース 2020/07/06 18:59
オンラインゲームの騰訊游戯が依存症対策強化、未成年に顔認証導入
産業・企業
騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)傘下でゲーム会社の騰訊游戯(テンセント・ゲームズ)はこのほど、未成年ユーザーに対するゲーム依存対策や高額課金対策を強化すると発表した。新たな対策では未成年が成人のアカウントを使用してログインする際に顔認証を義務付ける。中国青年報が7月3日付で伝えた。認証を拒否した場合にはゲームの利用可能時間を平日で1日1.5時間、祝日には3時間までに限定、さらに午後10時から翌朝8時まで利用不可とする。また月額400人民元(約6100円)を超える課金をする場合などについても顔認証を求め、拒否した場合には課金できなくする。
中国では近年、未成年者のゲーム依存が大きな問題となり、当局がゲーム配信業者に対して規制強化を求めている。これまでは実名登録による規制が主体だったが、保護者のアカウントを使うことなどで回避できるため、実効性に乏しかった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国では近年、未成年者のゲーム依存が大きな問題となり、当局がゲーム配信業者に対して規制強化を求めている。これまでは実名登録による規制が主体だったが、保護者のアカウントを使うことなどで回避できるため、実効性に乏しかった。
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