ニュース 2020/04/09 19:02
中国:武漢で車販売が急回復、コロナ前水準戻すディーラーも
経済・統計
新型コロナウイルス流行の発端となった湖北省武漢市で、新車販売が急速に回復しているもようだ。同市では2週間ほど前に各ディーラーが営業を再開。一部ディーラーでは、販売台数がすでにコロナ流行前の水準を回復しているという。外電が8日伝えた。
武漢市武昌区のある「アウディ」ディーラーは、予想外の活況に驚きを隠せない様子だ。責任者は「2カ月の休業があけると、一転して販売は好調だった。販売は低迷すると思っていた」と語った。同ディーラーでは、足元の1日当たり販売台数が前年同期と同水準に達しているという。
全国乗用車市場信息聯席会(乗聯会)が8日に発表した週間データによると、中国の1日当たり乗用車小売台数は3月第4週(23〜31日)に5万3897台。前年同期比で24%減少したものの、減少率は第3週(16〜22日)の40%から大きく縮小した。1日当たりの小売台数は第3週の2万5842台と比べて、2倍強に膨らんでいる。
乗聯会によると、新型コロナウイルスの感染拡大と春節(旧正月)のズレを受け、今年2月1〜8日の1日当たり乗用車小売台数は前年同期比で93%減少した。その後、徐々に減少率が縮小。3月は第1週(1〜8日)に前年同期比50%減の1万6666台、第2週(9〜15日)に44%減の2万1696台、第3週に40%減の2万5842台、第4週に24%減の5万3897台と推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
武漢市武昌区のある「アウディ」ディーラーは、予想外の活況に驚きを隠せない様子だ。責任者は「2カ月の休業があけると、一転して販売は好調だった。販売は低迷すると思っていた」と語った。同ディーラーでは、足元の1日当たり販売台数が前年同期と同水準に達しているという。
全国乗用車市場信息聯席会(乗聯会)が8日に発表した週間データによると、中国の1日当たり乗用車小売台数は3月第4週(23〜31日)に5万3897台。前年同期比で24%減少したものの、減少率は第3週(16〜22日)の40%から大きく縮小した。1日当たりの小売台数は第3週の2万5842台と比べて、2倍強に膨らんでいる。
乗聯会によると、新型コロナウイルスの感染拡大と春節(旧正月)のズレを受け、今年2月1〜8日の1日当たり乗用車小売台数は前年同期比で93%減少した。その後、徐々に減少率が縮小。3月は第1週(1〜8日)に前年同期比50%減の1万6666台、第2週(9〜15日)に44%減の2万1696台、第3週に40%減の2万5842台、第4週に24%減の5万3897台と推移している。
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