ニュース 2020/05/07 18:59
中国:コロナ禍で興行収入300億元蒸発、国家電影局が予測
産業・企業
中国の国家電影局はこのほど、新型コロナウイルス流行の影響で国内映画産業の興行収入が2020年に300億人民元(約4530億円)余り目減りするとの見通しを示した。国内映画産業はかつてない危機に直面し、改革を迫られると指摘している。複数メディアが1日までに伝えた。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国では春節(旧正月)連休前の1月末から映画館が営業を停止。連休中に封切りが予定されていた新作映画もすべて公開が延期された。3月末になり、一部映画館が営業を再開しているものの、密集空間回避の意識から客入りは少ないという。
ここ数年、中国の映画市場は成長を続けてきた。19年の全国興行収入は前年比5.4%増の642億6600万人民元に拡大し、過去最高の水準に達した。一方、20年については、前年比でほぼ半減し、約300億人民元にとどまると業界関係者は予測している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国では春節(旧正月)連休前の1月末から映画館が営業を停止。連休中に封切りが予定されていた新作映画もすべて公開が延期された。3月末になり、一部映画館が営業を再開しているものの、密集空間回避の意識から客入りは少ないという。
ここ数年、中国の映画市場は成長を続けてきた。19年の全国興行収入は前年比5.4%増の642億6600万人民元に拡大し、過去最高の水準に達した。一方、20年については、前年比でほぼ半減し、約300億人民元にとどまると業界関係者は予測している。
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