ニュース 2019/12/04 18:59
中国:学校予定地に保護動物生息、対応めぐり関係者困惑
リスク管理・社会
上海市奉賢区でこのほど、学校の建設を予定しているエリアに市の重点保護動物であるアナグマ(食肉目イタチ科)が住み着いていることが分かり、関係者を悩ませている。市の委託を受けて現地調査を行った上海自然博物館は、アナグマを別の場所へ“引っ越し”させるのは大きなリスクがあると警告。別の専門家も、アナグマの“引っ越し先”を慎重に探す必要があると指摘している。澎湃新聞が3日付で伝えた。
建設が予定されているのは「世界外国語学校」。幼稚園から小学校、中学校までの一貫校で、生徒数1500人、総面積5万5000平米となる予定だ。今年4月に工事の入札を行うことが発表されている。
しかしその直後、建設予定地にあった古い建物を取り壊す作業を行っていた際、12匹のアマグマが住んでいることが分かった。現地調査を行った上海自然博物館は、アナグマの“引っ越し”には大きなリスクが伴うとして、「慎重の上に慎重を期して建設を進めること」と忠告している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
建設が予定されているのは「世界外国語学校」。幼稚園から小学校、中学校までの一貫校で、生徒数1500人、総面積5万5000平米となる予定だ。今年4月に工事の入札を行うことが発表されている。
しかしその直後、建設予定地にあった古い建物を取り壊す作業を行っていた際、12匹のアマグマが住んでいることが分かった。現地調査を行った上海自然博物館は、アナグマの“引っ越し”には大きなリスクが伴うとして、「慎重の上に慎重を期して建設を進めること」と忠告している。
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