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  ニュース     2020/02/07 18:59

中国:新型肺炎で「在宅経済」活気、生鮮ネット通販は注文3〜5倍 無料記事

 新型コロナウイルスの感染拡大が連日で伝えられるなか、“在宅経済”に対する注目度が高まっている。観光、旅行など移動を伴う需要が減退する一方、食料品などの実需品は底堅い売り上げを確保。人が大勢集まる百貨店やショッピングセンターなどは客足が細っているものの、地場の各市場やスーパーマーケットは活況だ。生鮮品のインターネット通販も受注の伸びが目立っている。広州日報が7日付で伝えた。

 スーパー「勝佳超市」70店舗以上を運営する広東勝佳超市有限公司によれば、このところ青果、インスタント食品、軽食、消毒・殺菌・洗浄剤の売り上げが膨らんでいる。品薄の状況にも度々陥った。過去の春節連休期間は、青果類の販売が通常の2割にとどまるものの、今年は特異。平日の2〜3倍で推移した。春節期間は売り上げがほぼ「ゼロ」だったインスタント食品に至っては、平日比で10倍以上も売れ続けているという。

 多くの消費者は、人との接触を避けてネット通販の利用も選好する。食糧、インスタント食品、調味料の需要が大きく拡大した。「京東生鮮」や「京東到家」、「毎日優鮮」、「叮トウ買菜」、「盒馬鮮」などのネット通販サービスでは春節休暇入り以降、注文が通常比で3〜5倍に膨らんでいる。


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