ニュース 2020/06/26 18:59
中国:mRNA技術のコロナワクチン「ARCoV」、臨床試験に移行
産業・企業
メッセンジャーRNA(mRNA)技術を導入した中国初の新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンが臨床試験段階に移行する。国家薬品監督管理局は19日、軍事科学院軍事医学研究院と地方企業が共同開発したワクチン「ARCoV」の臨床試験開始を承認した。被験者を募集したうえで、浙江省杭州市下城区の樹蘭杭州医院有限公司(杭州普慈)で25日にも第1フェーズの臨床試験に入る見込みという。北京青年報などが26日に伝えた。
原料と製造設備の国産化を実現したことで、早期の量産が期待できる。保存時のメリットも大きい。気温4度の環境では長期保存ができる。室温で1週間の保存も可能だ。
人民解放軍傘下の同研究院は、蘇州艾博生物科技有限公司、雲南沃森生物技術股フン有限公司が共同で開発した。治験段階に進んだ新型コロナワクチンは、中国で8件目となる。DNAを転写したタンパク質合成の鋳型を活用するmRNA技術を導入した新型コロナワクチンは、世界を率先して米モデルナ(MRNA/NASDAQ)なども急ピッチに開発中だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
原料と製造設備の国産化を実現したことで、早期の量産が期待できる。保存時のメリットも大きい。気温4度の環境では長期保存ができる。室温で1週間の保存も可能だ。
人民解放軍傘下の同研究院は、蘇州艾博生物科技有限公司、雲南沃森生物技術股フン有限公司が共同で開発した。治験段階に進んだ新型コロナワクチンは、中国で8件目となる。DNAを転写したタンパク質合成の鋳型を活用するmRNA技術を導入した新型コロナワクチンは、世界を率先して米モデルナ(MRNA/NASDAQ)なども急ピッチに開発中だ。
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