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  ニュース     2020/01/30 19:02

北京首都空港で546便欠航、全旅客に検温徹底 無料記事

 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受けて、北京首都国際機場(北京首都空港:694/HK)で30日に発着を予定していた546便が欠航となった。うち出発便が271便、到着便が275便。北京発の武漢、襄陽、広州、上海、西安、蘭州、ウルムチ、宜昌などの往復便に影響が出ている。中国民用航空華北地区管理局の情報として、複数の中国メディアが報じた。

 北京首都国際空港と北京大興国際空港では30日、計1305便(それぞれ1056便、249便)の発着を予定。これは前年同期の首都国際空港、南苑空港(2019年9月に閉鎖)の合計発着数を30%下回る水準だ。旧暦の1月6日(正月初六)に相当する30日は、例年なら年末年始を故郷や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュのピークとなるが、今年は新型肺炎の拡大を受け、首都国際空港、大興国際空港の発着便数は1日当たり平均10%減少しているという。

 一方、新型肺炎の予防・抑制に向けて、首都国際空港では現在、すべての旅行者を対象に体温チェックを徹底している。また、発着便の欠航が相次いでいることから、旅客に対し出発前に最新フライト情報を確認するよう呼びかけている。また、搭乗時にはマスクを着用するなど、個人で防護対策を取るよう求めた。


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