ニュース 2020/01/23 18:59
中国:「ASF」警戒続く、豚肉サンプル陽性率4.94%
経済・統計
家畜伝染病「アフリカ豚コレラ(ASF)」に対する警戒感が中国で依然としてくすぶっている。専門チームを編成したうえで、当局が2019年に各地の豚肉処理場を検査したところ、複数のサンプルでアフリカ豚コレラウイルス(ASFV)の陽性反応が確認された。収集したサンプルの陽性反応率は4.94%に達したという。農業農村部が22日に報告した。
農業農村部の主導で河北省、山東省、四川省、江西省、安徽省、江蘇省、湖北省、陝西省の食肉処理大手21社(うち9社は生産停止中)を調査。抜き取りでサンプル243点を収集して精密検査した。このうち12点からASFV陽性反応が出たという。これらの結果を現地の当局に通報した。
大手各社は専門の測定機器を保有しているものの、検査技術が低いと指摘。安全面に対する意識も追いついていないと警鐘を鳴らした。処理場、動物検疫条件合格証、廃棄許可証などの基本情報が一致していない企業もみられたという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
農業農村部の主導で河北省、山東省、四川省、江西省、安徽省、江蘇省、湖北省、陝西省の食肉処理大手21社(うち9社は生産停止中)を調査。抜き取りでサンプル243点を収集して精密検査した。このうち12点からASFV陽性反応が出たという。これらの結果を現地の当局に通報した。
大手各社は専門の測定機器を保有しているものの、検査技術が低いと指摘。安全面に対する意識も追いついていないと警鐘を鳴らした。処理場、動物検疫条件合格証、廃棄許可証などの基本情報が一致していない企業もみられたという。
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