ニュース 2019/11/22 18:59
アリババがアジア開発銀と戦略提携、農村振興で協業
産業・企業
中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)は20日、アジア開発銀行(ADB)との間で、中国の農村振興に関する戦略パートナーシップを締結した。複数の中国メディアが同日付で報じた。
双方はデジタル農業、農村Eコマース、農村物流、農村金融、農村環境保護、循環経済などの分野で協業する。また、農村振興プロジェクトの実施に向けた具体的な協力方式や長期的な提携システムを構築する計画だ。
戦略提携に当たり、アジア開発銀はアリババが長年をかけて中国国内の農村で立ち上げたデジタル農業基地1000カ所を重要視。農村におけるハイテク、物流、金融などのインフラ設備を整備したことで、アリババが農村産業構造の転換や高度化、貧困撲滅に貢献したと評価した。
今年の「独身の日(シングルデー)」では、農村通販サイト「農村淘宝」を含むアリババのプラットフォームを利用した農産物の取引額が74億人民元(約1144億円)超に達した。うち13品目で販売額が1億人民元を突破。全国707貧困県の特産物4548品目について、販売量が大幅に増加した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
双方はデジタル農業、農村Eコマース、農村物流、農村金融、農村環境保護、循環経済などの分野で協業する。また、農村振興プロジェクトの実施に向けた具体的な協力方式や長期的な提携システムを構築する計画だ。
戦略提携に当たり、アジア開発銀はアリババが長年をかけて中国国内の農村で立ち上げたデジタル農業基地1000カ所を重要視。農村におけるハイテク、物流、金融などのインフラ設備を整備したことで、アリババが農村産業構造の転換や高度化、貧困撲滅に貢献したと評価した。
今年の「独身の日(シングルデー)」では、農村通販サイト「農村淘宝」を含むアリババのプラットフォームを利用した農産物の取引額が74億人民元(約1144億円)超に達した。うち13品目で販売額が1億人民元を突破。全国707貧困県の特産物4548品目について、販売量が大幅に増加した。
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