ニュース 2020/02/10 18:59
中国:1月「車ディーラー在庫指数」62.7、警戒ゾーン25カ月連続
経済・統計
中国の新車販売市場で、ディーラー在庫の高止まりが続いている。中国汽車流通協会が7日に報告した2020年1月の「自動車ディーラー在庫早期警戒指数(VIA)」は62.7に上昇(悪化)。前月(59.0)比で3.7ポイント上昇し、依然として警戒ラインの50を上回る水準で推移した。18年1月以来、25カ月連続で50を超えている。
新車の販売市場が閑散期に入るなか、ディーラーに向かう客足が減少した。2月に関しても悲観している。新型肺炎の影響が拡大していることで、各ディーラーは2月の販売が前年同期比で半減すると予想している。1〜2月の累計販売についても、前年同期比で20%減少するとの見方が多勢という。
エリア別の在庫指数は、北部64.7、東部68.3、南部54.9、西部54.0。前月比では、北部が6.6ポイント、東部が11.0ポイントずつ上昇する一方、南部は5.9ポイント、西部は1.4ポイントずつ低下した。
ブランド別では、輸入車・高級車、合弁ブランド車の在庫圧力が前月比で強まる一方、中国自主ブランド車は改善した。
VIAはPMI(製造業購買担当者景気指数)の算出法と類似。50を下回ると自動車在庫が適正レベルにあることを示す。逆に数値が高いほど、需要の低迷、在庫圧力の上昇、経営圧力の増大を示唆する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
新車の販売市場が閑散期に入るなか、ディーラーに向かう客足が減少した。2月に関しても悲観している。新型肺炎の影響が拡大していることで、各ディーラーは2月の販売が前年同期比で半減すると予想している。1〜2月の累計販売についても、前年同期比で20%減少するとの見方が多勢という。
エリア別の在庫指数は、北部64.7、東部68.3、南部54.9、西部54.0。前月比では、北部が6.6ポイント、東部が11.0ポイントずつ上昇する一方、南部は5.9ポイント、西部は1.4ポイントずつ低下した。
ブランド別では、輸入車・高級車、合弁ブランド車の在庫圧力が前月比で強まる一方、中国自主ブランド車は改善した。
VIAはPMI(製造業購買担当者景気指数)の算出法と類似。50を下回ると自動車在庫が適正レベルにあることを示す。逆に数値が高いほど、需要の低迷、在庫圧力の上昇、経営圧力の増大を示唆する。
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