ニュース 2020/02/10 18:59
中国:四川西充県で鳥インフルエンザH5N6、家禽1840羽病死
経済・統計
高病原性鳥インフルエンザA(H5N6亜型)ウイルスの感染例が中国内陸部で報告された。現場は四川省北東部に位置する南充市西充県の家禽飼育場。飼っていた2497羽のうち、1840羽が発病して死亡している。農村農業部が9日に報告した。
感染の拡大を阻止する方針。周囲の飼育場を含め、家禽2261羽を無害化処理したという。
低病原性鳥インフルエンザA(H5N6型)ウイルス株は、1975年に米国で初めて発見された。2013年以降、強毒性のH5N6亜型に変異。感染した家禽の多くは72時間以内に死亡するようになった。特に中国、東南アジアで流行が散発している。14年になって四川省南充市に住んでいた49歳の男性がH5N6ウイルスで感染死。死者が確認されるのは世界で初例となった。
過去最大規模の家禽感染例は、中国東北部の黒竜江省。14年9月に発生し、飼育場でガチョウ2万羽以上がH5N6亜型に集団感染した。うち1万8000羽近くが死亡している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
感染の拡大を阻止する方針。周囲の飼育場を含め、家禽2261羽を無害化処理したという。
低病原性鳥インフルエンザA(H5N6型)ウイルス株は、1975年に米国で初めて発見された。2013年以降、強毒性のH5N6亜型に変異。感染した家禽の多くは72時間以内に死亡するようになった。特に中国、東南アジアで流行が散発している。14年になって四川省南充市に住んでいた49歳の男性がH5N6ウイルスで感染死。死者が確認されるのは世界で初例となった。
過去最大規模の家禽感染例は、中国東北部の黒竜江省。14年9月に発生し、飼育場でガチョウ2万羽以上がH5N6亜型に集団感染した。うち1万8000羽近くが死亡している。
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