ニュース 2020/03/03 19:02
中国国連大使「今年の成長目標達成は可能」、株式市場も楽観
経済・統計
中国の張軍国連大使は2日、「新型コロナウイルスの感染拡大は中国経済にマイナスの影響を及ぼしている」としつつも、「今年の経済成長目標の達成は可能」と述べた。中国経済のファンダメンタルズは良好で、国内の消費や市場は巨大だと指摘。政府が景気下支えに力を入れている点にも言及した。複数メディアが3日伝えた。
中国の株式・債券市場に関しても、先行きを楽観する声が増えている状況だ。香港メディアによれば、シティグループ、UBS、ドイツ銀行など大手ブローカーのストラテジスト、ファンドマネジャーなどの間で、中国A株など新興国市場に投資妙味が出てきたとの見方が広がっているという。政府の景気対策により、新型コロナウイルスによる中国経済への影響は一時的なものにとどまるとみられている。
中国は例年、3月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)でその年の国内総生産(GDP)成長率目標を発表する。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年の全人代は異例の延期が決まっている状況だ(開催時期は未発表)。市場関係者の間では、2020年の成長目標が19年の「6〜6.5%」から引き下げられるとの見方が多い。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国の株式・債券市場に関しても、先行きを楽観する声が増えている状況だ。香港メディアによれば、シティグループ、UBS、ドイツ銀行など大手ブローカーのストラテジスト、ファンドマネジャーなどの間で、中国A株など新興国市場に投資妙味が出てきたとの見方が広がっているという。政府の景気対策により、新型コロナウイルスによる中国経済への影響は一時的なものにとどまるとみられている。
中国は例年、3月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)でその年の国内総生産(GDP)成長率目標を発表する。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年の全人代は異例の延期が決まっている状況だ(開催時期は未発表)。市場関係者の間では、2020年の成長目標が19年の「6〜6.5%」から引き下げられるとの見方が多い。
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