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  ニュース     2019/12/27 18:59

中国:5G基地局の整備加速、2020年は40万基超え 無料記事

 5G(第5世代移動通信システム)網のインフラ整備が中国で急ピッチに進展している。5G基地局の総数は、足もとまでの累計で全国概算12万6000基に拡大した。5G通信半導体チップ、5G携帯端末の投入も相次いでいる。こうした流れは2020年も持続し、5Gと超高精細4K/8K、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)の次世代技術が融合。ミドルエンド・ハイエンドの付加価値サービスが勢いを増すとみられている。北京市内で23日に開催された全国工業情報化工作会議で報告された。

 中国の三大通信キャリアは、まず全国50都市で5G通信網の整備に乗り出すと宣言。特に北京市、上海市、広州市、深セン市、杭州市、蘇州市で積極的な投資に着手した。このうち深セン市では、12月19日に1万5000カ所目の5G基地局を設置。当初目標に定めた19年末を待たず、わずか10カ月で整備作業を基本的に完了した。2020年8月までには合計4万5000基を設置し、基地局密度を全国最高レベルに引き上げる計画。4G基地局の設置4万5000カ所に要した期間(46カ月)を大幅に上回るペースで整備が進む見込みだ。

 全国の5G基地局総数は、19年末に全国13万カ所にまで増えるとみられる。20年に関しては、年末までの40万カ所突破が確実な情勢という。


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