中国のセメント産業が急ピッチな減産基調に転じた。国家統計局が16日に報告した内容で、2020年1〜2月の生産量は、前年同期比29.5％減の1億4982万トンに落ち込んでいる。1日当たり平均249万7000トンに低迷した。

　一方、板ガラスは小幅ながらも増産を達成している。1〜2月は2.3％増の1億4916万ウェイトケース(1ウェイトケース＝50kg)を生産した。

　このほか1〜2月の化学品類生産は、布生地が36.0％減の42億平米、硫酸が10.4％減の1200万トン、苛性ソーダが13.6％減の524万トン、エチレンが5.6％増の352万トン、化学繊維が13.6％減の727万トンで推移した。


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