ニュース 2020/04/14 19:06
東風がルノー合弁を完全子会社化へ、株式50%買収で基本合意
産業・企業
自動車大手の東風汽車集団(489/HK)は14日、仏ルノーとの折半合弁会社である東風雷諾汽車(東風ルノー)について、未保有権益50%をルノーから買い取ることで基本合意したことを明らかにした。国内自動車市場の低迷や、東風ルノーの経営状況を考慮し、事業の再編を行う考えだ。ただ、法的拘束力のある契約はまだ締結していないと付け加えた。
発表によると、今回の再編により、東風ルノーは「ルノー」ブランド関連の事業活動を停止する予定。ただ一方で、東風汽車集団とルノーは、次世代エンジンを巡る日産自動車との協力を続ける方針を明らかにしている。今回の再編により、自社の事業運営や財務に大きな影響が出ることはないと東風汽車集団は説明した。
東風汽車集団は湖北省を拠点に商用車(トラック、バスなど)、乗用車(セダン、ミニバン、SUVなど)を生産する。19年末の年産能力は339万4000台(乗用車281万5000台、商用車57万9000台)。傘下の東風汽車(DFL)には日産自、東風ホンダにはホンダ、神龍汽車には仏PSAが各50%を出資する。PSAに出資。14年3月に株式14%を取得した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
発表によると、今回の再編により、東風ルノーは「ルノー」ブランド関連の事業活動を停止する予定。ただ一方で、東風汽車集団とルノーは、次世代エンジンを巡る日産自動車との協力を続ける方針を明らかにしている。今回の再編により、自社の事業運営や財務に大きな影響が出ることはないと東風汽車集団は説明した。
東風汽車集団は湖北省を拠点に商用車(トラック、バスなど)、乗用車(セダン、ミニバン、SUVなど)を生産する。19年末の年産能力は339万4000台(乗用車281万5000台、商用車57万9000台)。傘下の東風汽車(DFL)には日産自、東風ホンダにはホンダ、神龍汽車には仏PSAが各50%を出資する。PSAに出資。14年3月に株式14%を取得した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。