ニュース 2020/01/31 18:59
中国:青海省公安当局、新型肺炎デマで3人を行政拘留
リスク管理・社会
新型コロナウイルスによる肺炎に関し、青海省公安当局がデマの取り締まりを強化している。悪質な流言をインターネット上で拡散し、社会秩序を混乱させたとして、同公安局は1月30日までに、西寧市湟中県の海(姓名のみ公表)ら3人を10日間の行政拘留処分とした。中国政府系メディアが31日付で報じた。
海はSNS「微信(ウィーチャット)」を通じ、「西寧市内のタクシーが25日から運行を全面停止する」とのニセ情報を発信。誤った情報がネット上で大量に拡散された。
青海省公安局はこのほか、「微信」を発信源とする「盛達国際小区で疫病が発生した」、「西寧市のスーパーがまもなく営業停止する」、「西寧市はすでに封鎖されている」、「紙幣にコロナウイルスが付着している」などのデマについても追跡調査を実施。30日時点で書き込み884件を削除した。また、これらのデマをリツイートしたとして、69人が「批評教育」を受けている。
青海省公安当局は「省内の新型コロナウイルス感染防止・抑制活動は重要な局面を迎えている」と説明。ネット上のデマや風説の流布、デマに乗じた悪質行為、悪意ある中傷に対しては、法に基づき断固として対処すると強調した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
海はSNS「微信(ウィーチャット)」を通じ、「西寧市内のタクシーが25日から運行を全面停止する」とのニセ情報を発信。誤った情報がネット上で大量に拡散された。
青海省公安局はこのほか、「微信」を発信源とする「盛達国際小区で疫病が発生した」、「西寧市のスーパーがまもなく営業停止する」、「西寧市はすでに封鎖されている」、「紙幣にコロナウイルスが付着している」などのデマについても追跡調査を実施。30日時点で書き込み884件を削除した。また、これらのデマをリツイートしたとして、69人が「批評教育」を受けている。
青海省公安当局は「省内の新型コロナウイルス感染防止・抑制活動は重要な局面を迎えている」と説明。ネット上のデマや風説の流布、デマに乗じた悪質行為、悪意ある中傷に対しては、法に基づき断固として対処すると強調した。
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