中国で高水準の化石エネルギー輸入が続いている。11月の輸入量は、前年同月比で石炭が8.5％、原油が6.7％、天然ガスが3.3％ずつ拡大した。それぞれ2078万トン、4574万トン、946万トン（LNG）ずつ海外輸入している。国家統計局が16日に報告した。

　1〜11月の累計でも、輸入の伸びが持続している。石炭が10.2％増の2億9900万トン、原油が10.5％増の4億6188万トン、天然ガス（LNG）が7.4％増の8711万トンで推移した。

　一方、11月の国内生産は、石炭が4.5％増の3億3000万トン、原油が0.9％増の1570万トン、天然ガスが8.0％増の151億立方メートル。1〜11月累計の生産量は、石炭が4.5％増の34億1000万トン、原油が1.0％増の1億7495万トン、天然ガスが9.2％増の1575億立方メートルに達した。

　このほか原油の加工量は、11月が10.1％増の5608万トン、1〜11月が6.7％増の5億9318万トンに上っている。


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