ニュース 2019/12/17 18:59
中国:フードデリバリー市場9.5兆円に拡大、前年比3割増=美団
経済・統計
中国のフードデリバリー市場規模は2019年に、前年比30.8%増の6035億人民元(約9兆4500億円)に達する見通しだ。業界大手の美団点評(メイトゥアン・ディエンピン:3690/HK)がこのほど発表したリポートの中で推計したもの。第3四半期(7〜9月)の実績は1790億人民元に達し、前四半期比で25.2%の伸びを示したという。複数メディアが17日伝えた。
リポートによると、中国フードデリバリー市場の取引規模は、今年第1四半期(1〜3月)に1200億人民元、第2四半期(4〜6月)に1430億人民元と推移した。第3四半期も増加基調が続き、フードデリバリーの普及率は同期に15.9%まで上昇している。18年時点の10.8%から大きく上向いた。
また、フードデリバリーの主な利用者は「80後」「90後」と呼ばれる20〜30歳代の世代で、中でも20〜29歳が全体の61.5%を占めた(注文件数ベース)。注文の時間帯については、かつては昼時と夜間に集中していたが、最近ではそれ以外の時間にも分散。また、夜間受注の占めるウエートが拡大する傾向にあるという。
美団単独で見ると、1日当たり受注数は第3四半期に2680万件だった。前年同期比で38.1%の伸びを示した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
リポートによると、中国フードデリバリー市場の取引規模は、今年第1四半期(1〜3月)に1200億人民元、第2四半期(4〜6月)に1430億人民元と推移した。第3四半期も増加基調が続き、フードデリバリーの普及率は同期に15.9%まで上昇している。18年時点の10.8%から大きく上向いた。
また、フードデリバリーの主な利用者は「80後」「90後」と呼ばれる20〜30歳代の世代で、中でも20〜29歳が全体の61.5%を占めた(注文件数ベース)。注文の時間帯については、かつては昼時と夜間に集中していたが、最近ではそれ以外の時間にも分散。また、夜間受注の占めるウエートが拡大する傾向にあるという。
美団単独で見ると、1日当たり受注数は第3四半期に2680万件だった。前年同期比で38.1%の伸びを示した。
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