ニュース 2020/04/20 18:59
ベトナムの対米アパレル輸出、中国を急追
産業・企業
2020年1〜2月にかけた米国アパレル輸入市場では、金額ベースの国別シェアで中国が21.3%だったのに対し、ベトナムは18.8%となった。ベトナムは20年第1四半期、新型コロナウイルスの影響によってアパレル輸出の大幅減少が予想されるものの、状況が沈静化した後は同分野で世界のリーダー国に躍進し、米国市場でも中国を逆転する可能性がある。中国・綿花網が16日報じた。
なお、20年1〜2月の米国アパレル輸入市場では、バングラデシュからが8.9%、カンボジアからは15.5%増加した一方、ベトナムからは1.1%減少した。ベトナムにはこの数年で労働コストが大幅に上昇した影響がある。
中国のアパレル生産拠点は現在、新型コロナによって他国への移転が加速している。ただ、この現象は過去10年の労働コスト上昇と米中貿易戦争によって、既に19年から見られていた。
中国はベトナムにとって米国、日本、韓国に次ぐ第4位の輸出先。中国からの生産移転が進んだことを反映している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
なお、20年1〜2月の米国アパレル輸入市場では、バングラデシュからが8.9%、カンボジアからは15.5%増加した一方、ベトナムからは1.1%減少した。ベトナムにはこの数年で労働コストが大幅に上昇した影響がある。
中国のアパレル生産拠点は現在、新型コロナによって他国への移転が加速している。ただ、この現象は過去10年の労働コスト上昇と米中貿易戦争によって、既に19年から見られていた。
中国はベトナムにとって米国、日本、韓国に次ぐ第4位の輸出先。中国からの生産移転が進んだことを反映している。
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