ニュース 2020/03/06 18:59
中国:観光業に新型コロナ直撃、民泊施設は経営危機
経済・統計
新型コロナウイルスの感染拡大が中国の観光業に深刻な打撃を与えている。ウイルス対策で閉鎖が続いていた国内の観光地について、国家文化・観光部はこのほど、一定の条件のもとで開放するよう指示し、一部の観光地は客の受け入れを再開したものの、有名観光地でもまだ人出が少ない状況だという。21世紀経済報道が5日付で伝えた。
有名観光地の雲南省大理ではまだ観光スポットの閉鎖が続いており、「新型コロナウイルス感染のリスクが高い地域」に指定された地域からの客は大理を訪れても14日間隔離されることになっている。ただ、どの地域が高リスク地域に指定されているかといった情報は行きわたっておらず、観光業や宿泊業の戸惑いは大きい。
中国では近年、国民の観光熱の高まりとともに有名観光地周辺で多数の民泊施設が開業した。現在、各地の民泊施設は総じて客が少なく、経営難が続いているという。21世紀経済報道の取材に対して、大理や江蘇省蘇州市の昆山周庄古鎮にある一部の民泊施設は「1月23日以降、これまでに宿泊客が一人もいない」と答えた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
有名観光地の雲南省大理ではまだ観光スポットの閉鎖が続いており、「新型コロナウイルス感染のリスクが高い地域」に指定された地域からの客は大理を訪れても14日間隔離されることになっている。ただ、どの地域が高リスク地域に指定されているかといった情報は行きわたっておらず、観光業や宿泊業の戸惑いは大きい。
中国では近年、国民の観光熱の高まりとともに有名観光地周辺で多数の民泊施設が開業した。現在、各地の民泊施設は総じて客が少なく、経営難が続いているという。21世紀経済報道の取材に対して、大理や江蘇省蘇州市の昆山周庄古鎮にある一部の民泊施設は「1月23日以降、これまでに宿泊客が一人もいない」と答えた。
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