5G交通網の整備に力を入れる北京市順義区が「自動運転テストコース」の建設を急いでいる。面積300ムー（1ムー＝6.67アール）の新コースが2021年にも運営を開始する見込みだ。北京青年報が8日付で伝えた。

　同プロジェクトは第1期と第2期から成る。第2期では、面積1200ムーの拡張工事を予定。現在工事が行われている同市北小営鎮のスポーツ公園では、すでに無人販売車や自動運転清掃車など、実用化された自動運転設備がテスト運用されている。

　北小営鎮の当局によると、5G交通網はスマート交通を実現するための要となる技術で、同鎮はすでに全域で5G基地局の設置を完了している。今後もスマートネットワークの構築を加速させることで、ネットワーク関連企業をけん引役とした経済発展を図っていく方針だ。


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